[voice icon="http://sanpapachi.com/wp-content/uploads/2016/12/P1040512-150x150.jpg" name="さんパパ" type="r icon_red"]こんにちは、さんパパです!
天候にも恵まれ、強い馬が実力を発揮できる条件ですので、こうなったらもうあれこれ考えずに皐月賞上位馬の中から勝ち馬を探すのが無難。
超大穴が来るレースでもないので、3強を外して買うくらいの博打がしたいならダービーは『見』をして他のレースにそのお金を突っ込んだ方が期待値は高いと思います。
が・・・
そうは言ってもダービーですからね。
競馬で1000万以上を負け、強制的にやめなくてはならない状況になった時でもダービーだけは・・・と言ってこっそり買っていたこともあるレースですし、今年も買わないという選択はナシ!
勝ちにこだわるなら難解なこのレースを買わない方が良いのでしょうが、僕にとってダービーはお祭りなのでレートも上げて勝負することにします^^
ということで、馬券公開の前に『2010年日本ダービーの思い出』の結末をどうぞ!
※最初から読む場合は以下の記事から順番にどうぞ
↓↓↓
[box class="red_box" title="日本ダービー2010 廃人物語"][kanren postid="411"][/box]
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財布に入りきらないほどの福沢諭吉を持って東京競馬場に向かった2010年ダービー当日。
朝からいろんなレースに手をだし、気が付けばダービー本番までにかなりの負債を追い、それを回収するためにダービーで大勝負。
しかし本命にしたペルーサがスタート直後でつまづき、一瞬にして馬券が紙くずへと変わる。
完全にスイッチが入った僕は数十人が列をなすATMへと並び、家族が暮らしていく生活費の入った口座から現金をおろし、ふるえるような手で最終レースである目黒記念の馬券を購入したのでした。
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ダービーを当て、大勝ちをした友人は相変わらずハイなテンションで他の友人と話している。
その一方、ダービーを外した僕は1人、競馬場の上の方の席へと移動し生観戦できる場所を探していた。
ちょうどダービーが終わって帰宅した人がいたこともあって、4コーナーの入り口までみられる場所を確保。
ファンファーレが響き渡り、僕の心臓の鼓動も再び早くなる。
日常生活でこれだけ脈がドックンドックンしていたら、間違いなく不整脈で精密検査が行われるだろうなと思った。
そしてレーススタート。
ダービーではペルーサがスタートでズッコケたことが原因で負けてしまったため、ここはしっかりスタートを決めて欲しい。
そう思っていた目黒記念だったが・・・
※ゼッケン9番が生活費を突っ込んだ本命馬
↓↓↓
まさかのデジャブ・・・。
本命にしたトップカミングがまたもやスタートで出遅れ。
そしてそのまま最後方追走・・・。
なんだろう。この感覚。
自分は一体何か悪いことをしたのだろうか?
なんで自分が大勝負をしようとした馬がことごとく出遅れ、競馬に参加させてもらえないのだろう。
べつに自分が賭けていないレースや他の馬が出遅れてもいいじゃないか。
なんで自分の馬ばっかり。。。
そんなことを思いながら気が付くとレースは直線に入っていた。
せっかくいい席で観戦しているにも関わらずレースを見る気にまったくなれない。
当時は競馬に関してそこまで知識はなかったけど、4コーナーを周った時点でトップカミングが勝てないことだけは分かった。
ただ見守るだけ。
ひっっしに追う岩田騎手。
周囲から飛び交う歓声。
そして罵声。
超負けているはずの僕こそ、罵声を浴びせる資格があったと思うのだが、そんな気力は一切なく、ただただ黙っているだけ。
そして・・・
©KAIJI
僕のダービー初観戦は終わった。
レースの終了と同時に帰宅する人々。
動けない。
どうしても動けない。
言葉では言い表せられない悲しみに似た感情。
なんてことをしてしまったんだという後悔。
たかだか1時間の間に3ヶ月は働かないともらえない給料を失った喪失感。
昨日まで、あんなに楽しく、ワクワク、あと3日、あと2日と遠足前の子供のように夜も眠れない日もあるほど楽しみにしていた1日が、たった2レースで人生の中でもワースト3には入るであろう絶望的な日に変わった。
この日を境に僕は競馬を引退・・・。
できればよかったのだが、しばらくは引退することができず、結果として1000万以上の負債を重ねた。
そしてそれが奥さんにバレた。
僕が2度と競馬はやらないと誓うことになったのはもう少し先の話しであった。
終わり。[/voice]
目次
日本ダービー出馬表
※オッズは確認時点でのものになります。
日本ダービー2019予想・単勝・複勝 馬券公開
本命馬:◎ダノンキングリー
対抗馬:◎ロジャーバローズ
2年連続で戸崎騎手を本命にすることにしました!
本命に挙げたダノンキングリーは先日の見解でサートゥルナーリアを負かすイメージが沸かない・・・と書いたのですが、それでも本命にした理由は消去法です。
まず、誰もが口をそろえてサートゥルナーリアの本命を押していることから一時期、単勝オッズが1.3倍になってました。
たしかに皐月賞を叩き台にしてダービーに挑戦するという超異例のローテーションで、しかも勝ち切ってしまったわけですから人気になるのは分かります。
ただ、単勝1.3倍となるとサートゥルナーリアが77%の確率で勝つと予想してやっと回収率100%です。
仮にサートゥルナーリアの勝利確率が80%あったとしても回収率は104%。
ダービー当日のAM4:00時点において単勝オッズは1.5倍まで上がっていますが、レース直前の需要を考えると下がることはあってもこれ以上、上がることはないと思います。
個人的にはサートゥルナーリアの勝利確率は70%を超えている気がしますけど、さすがに1.3倍~1.5の馬に賭けることはできないので必然的に却下。
となると本命に押せるのはダノンキングリーかヴェロックスしかいないわけです。
ヴェロックスは皐月賞でサートゥルナーリアのタックルがなければもっときわどい勝負になっていたと思っていますが、皐月賞ではサートゥルナーリアよりも内を通っています。
今回は外枠出走ということもあり、サートゥルナーリアをマークする形で運ぶ可能性が高く、つまりはサートゥルナーリアよりも後方からの競馬になる展開も考えられます。
すると能力的にはどうしてもサートゥルナーリアの方が上なわけですから、直線で差し切ることができずになだれ込むようにゴールする可能性が出てくると。
仮に前に出していけばそれこそサートゥルナーリアの目標にされるし、枠順的にも最内を通ることは難しく、距離ロスが発生。
それがラスト200mで影響し、後ろから差される可能性が個人的には高いと思うので3強の中で消すとしたらこの馬しかいないわけです。
で、最後にダノンキングリーですがおそらくスタートはサートゥルナーリアの出方をうかがうはず。
サートゥルナーリアは下げ過ぎず上げ過ぎずという無難な動きをする気がするので、それを見ながらダノンキングリーが前に出ていくと思います。
今回、ハナを切るのはリオンリオンで、おそらくこれが短期逃げ。
離れた2番手にロジャーバローズが追走するはずなので、この馬のすぐ後ろあたりにつける感じになるかなと。
で、少し離れたところにサートゥルナーリアとヴェロックスがいてお互いをけん制し合う形でレースは進展。
最後の直線、3強の中で最内を走るのがダノンキングリー、外からサートゥルナーリアとヴェロックスが来る形になると思うのですが、例年、ダービーは内有利な傾向になっているので展開の利を受けるのはダノンキングリーが一番高いと思います。
つまり皐月賞と同じようなレース展開になると。
後は直線、ダノンキングリーがどこまで伸びるかってところで、そこに単勝5倍の価値があるかどうか。
僕的にダノンキングリーの勝率は20%もない=期待値的に100%を切ってしまうので、ダービーに関しては頭で買える馬がいません。
なので馬券としては
でいきたいと思います。現状、複勝で1.5倍付いているのでダノンキングリーの複勝率が67%で回収率100%。
勝つのは難しいとしても3着以内なら70%は超えてくると思うので、サートゥルナーリアの単勝一点買いと比較してもこちらの方が期待値が高いと思います。
そもそもサートゥルナーリアが勝つこと前提で話が進んでいますが、負ける可能性もほんのちょっとだけあるわけですからね(笑)
あと、気になる1頭として考えていたのが1枠1番のロジャーバローズ。
さっきも書きましたが、リオンリオンが逃げるのがほぼ確定しているので、その後ろを追走するのはこの馬だと思います。
リオンリオンに比べ前に付けるまでに足を使うことがない+直線まで内を通れる+内が伸びる馬場という3つのメリットを考えると馬券圏内に来る可能性はソコソコあるのでは?
オッズ的にも単勝で74倍、複勝で5倍以上付くので頭は厳しいとしても2着,3着に残る可能性はゼロではないでしょう。
あとは高速馬場にどれだけ対応できるかと浜中騎手が後続を気にせず、腹をくくった一発に賭ける競馬をできるかどうか。
ディープブリランテがダービーを勝った時のように、直線の入り繰りからロングスパートを仕掛ける形になれば面白いと思います。
リオンリオンにつられて暴走ペースで突っ走るようだと直線で早々に離脱する可能性もあるし、そこは走ってみなければ分かりませんけどね。
まぁ、単勝70倍の馬ですから負けて当たり前って感じで抑え、残ってくれればラッキーって感じで(笑)
日本ダービー2019単勝・複勝 馬券公開
今年のダービーはダノンキングリーの複勝1点勝負。
ズバッと単勝勝負で当てたい気持ちもあるんですけど、今年のダービーは僕が買いたい!と思える馬が出てこなかったのでここは我慢します(笑)
最近、本命馬が立て続けに不利を受けているので、まずはダノンキングリーが100%の力を発揮してもらいたいですね。
それで当たらなければ僕の予想が下手だったということで納得できるし、逆に不利を受けて4着とかはマジで勘弁してもらいたい(←切実)
当たっても外れても、納得できるレースを期待しましょう!
日本ダービー2019 公開馬券結果
日本ダービー2019本命馬:ダノンキングリー→2着
日本ダービー2019対抗馬:ロジャーバローズ→1着
日本ダービー2019 レース結果
日本ダービー2019 レース動画
日本ダービー2019 レース回顧
まさかまさかのロジャーバローズの下剋上完成で終えた今年のダービー。
展開的に3着まではあると思っていたけど、まさか勝ちきるとは…。
だからこそ単勝万馬券近くついたわけですが(^^;
さて、展開的にはリオンリオンが飛ばしてロジャーバローズが2番手、そのちょっと後ろにダノンキングリーがいて、外を走るヴェロックスと出遅れたサートゥルナーリア。
道中は隊列もほぼ予想通りで本命にしたダノンキングリーは3強の中でも一番前目の最内。
サートゥルナーリアが出遅れたのはビックリしましたが、ヴェロックスも中盤の外目を追走しているのを見て4コーナーで当たりを確信。
『あ~単勝買っておけばよかった~』と直線の入り口で思わず口ずさむも、前を行くロジャーバローズとらえきれずそのままフィニッシュ(笑)
『え!!!マジで!!!』と叫ぶ声に隣の奥さんもビックリしてました(笑)
ダノンキングリーはこれ以上ない競馬をしたし、これで負けたなら仕方ないですね。
あえて言うならもう1つ、前のポジションを取りたかったけど・・・。
この馬の持ち味は切れ味だからそれを考慮して1つ、後ろのポジションにしたはずなのでこればっかりは仕方がないと思います。
もっと内枠なら…というのはありますけど、それはヴェロックスも同じですからね。
ダービーを勝つには運も必要と言われますが、今回はダノンキングリーと戸崎騎手に運が回ってこなかった感じですね。
対抗にしたロジャーバローズもまさに注文通りの競馬。
京都新聞杯が終わった時はそこまで重要視していなかったのですが、枠順とレースを繰り返し見ているうちに『もしかして面白いレースをするんじゃないの?』と思うようになり、展開的にもドンピシャだったので対抗馬にしてみました。
レースの内容は僕の予想を読んで立ち回ったの?と思うくらいの走りで、浜中騎手の『後ろを気にせず追った』というのが今日の結果を生んだことは間違いないでしょう。
人気馬だとどうしても周りの目があるから、ああいった大胆な競馬は出来ないんですけど、人気がないので多少、強引に乗っても文句言われないんですよね(むしろそれをやらないと強い馬に勝てない)
それに加え浜中騎手のようにG1を何度も勝った騎手であれば、舞台慣れもしているし、仕掛けどころも分かるのでこういったことが起こりうると。
川田騎手がビッグウィークで勝った菊花賞もそんな感じでしたね。
前、前に付いて早め先頭で押し切る競馬ですが、人気馬が差し脚質でさらに何頭か揃っていると後続通しが敬遠して仕掛けが遅れ、前にいる馬がロングスパートで逃げ残っちゃったりするわけです。
今回のダービーに関して言えばもちろんロジャーバローズが強いのは間違いないですが、展開がハマったのも事実です(むしろそれが大きい)
すなわち秋以降、人気がグッと上がるようなら、そこに期待値はなくなるので他の馬を買った方が良いということになるので覚えておくと役に立つかもしれません。
3着のヴェロックスは不運としか言えないですね。
この馬がもっと内枠から出走していたらダービー馬になっていたと思います。
最後の直線でサートゥルナーリアにあっさり交わされたものの、ゴール前で盛り返してますよね。
あれを見る限りキレではサートゥルナーリアに分がありますが、持久力はこの馬の方が上で長くいい脚を使えるんだと思います。
つまりロジャーバローズの競馬をヴェロックスが実践できていれば・・・ということです。
個人的には菊花賞で内枠なら買いたいと思うのですが、おそらくサートゥルナーリアは距離を嫌って天皇賞へ行くでしょうから、ヴェロックスが1番人気になるでしょうね。
そしたら買うのは難しくなっちゃうので、しばらくはこの馬を狙えるシーンというものはないかも知れません。
最後にサートゥルナーリアは連日、ブログに書いていた2010年ダービー俳人物語みたいでしたね(^^ゞ
スタートで出遅れ後方待機からの大外を回って早めのスパート、最後は持たれるようにしてゴール。
これ、ペルーサと一緒じゃん!って思ったのは僕だけではないはず(笑)
能力的にはダービーを勝つ力は十分あったと思いますが、今の高速馬場での出遅れは致命的でした。
超人気馬ですから内を通ろうと中に入れれば直線で包まれるリスクが激高になるので、どうしても外を通らざるを得ない。
外を通れば距離のロスが発生し、止まらない内をスイスイ走る先行馬を捉えきれない。
ポジションを上げようにも先頭が異常なハイペースで飛ばしているのでそれもできない。
結果、早めに仕掛けていくしかなく、ゴール前でガス欠となってヴェロックスにも差されるという負けるべくして負けた感じ。
すべてが後手後手に回り、一言で言うと『持っていない馬』になっちゃいましたね。
もしかしてルメール騎手なら一昨年、レイデオロで見せた向こう上面で一気に上がっていく、という戦略をとったかもしれませんが・・・。
それはいくら言っても答えは出ないですし、初来日のレーン騎手にそれを求めるのは酷というところ。
最速の上がりを使っている+最後に垂れていることからガス欠なのは明白なので、この馬が勝つとしたらやはり中団から前のポジションで内を走るということが必要だったということですね。
さて、毎年のことですが、ダービーが終わるとものすごーく寂しい気持ちになるんですよね。
『あぁ、今年も終わったかぁ・・・』って(笑)
ただ、今年の安田記念はアーモンドアイVSダノンプレミアムという凄い戦いが見られそうなので、まだ楽しみは続きそうですけどね^^
さすがに来週は手堅い決着になると思うので、どうやって馬券を買うかでかなり悩みそうです(^^ゞ